1)過剰なストレス
ストレスも背中ニキビを引き起こしてしまう原因となります。
人間は不安や怒りなどの心理的ストレスを感じると、
体の調子を整える「自律神経」がバランスを崩してしまいます。
自律神経のバランスが崩れると体内の男性ホルモンの感受性が高まり、
皮脂が過剰分泌してしまうため毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが引き起こされるのです。
ストレスをためこまないように、適度なストレス発散も大切です
2) 睡眠不足
成長ホルモンが一日で最も多く分泌されるのは睡眠中です。
成長ホルモンは傷ついた細胞や組織を修復し
再生する働きがありますので、睡眠がしっかりとれていれば
肌の新陳代謝も活発となり健やかな肌を保ちやすくなります。
逆に、睡眠不足や夜更かしが続くと、肌あれやニキビなど
肌トラブルを引き起こしたり、悪化させる要因となります。
睡眠不足の自覚のある方は、背中ニキビを早く治すためにも、
睡眠時間をきちんと確保し、リラックスして深い眠りにつけるよう工夫をしてみください。
3)ゴシゴシ洗いや、シャンプーなどのすすぎ残し
背中を清潔に保とうとするあまりゴシゴシと
強く洗いすぎると、肌への摩擦が刺激となり
背中ニキビを引き起こす要因となります。
また、すすぎ残しも、背中の毛穴をつまらせ
ニキビを発生させる原因となります。
体を洗う時は石鹸をよく泡立てて優しく洗い、
洗い流す時は背中に洗浄剤が残らないようにきちんと洗い流すように気を付けましょう。
4)衣類や下着による蒸れや摩擦による刺激
背中は汗腺が豊富で汗をかきやすく、
顔と違ってこまめに洗浄したり、清潔に保つのが難しい場所です。
また通気が悪く汗で蒸れやすいことや、衣類や下着の
摩擦による刺激もニキビの原因になりますので、
肌にやさしく通気性や吸水性に優れた素材の下着を選ぶなど工夫をしてみてください。
5)体質、遺伝
「同じ手入れをしているはずなのに、
あの人と自分では全然肌の質が違う」と思うことはありませんか?
毛穴が詰まりやすい人、皮脂分泌が多い人など、
元から背中にニキビができやすい「肌質(=遺伝)」の人はいます。
ただ、肌質は遺伝に関係している部分はあるものの、
その影響は100%ではなく、日頃の生活習慣やスキンケアを
改善することで、変えていくことが可能です。